SING
(日本語吹き替え版)
2017年3月公開作品
ネクストステージが近日公開になるということで、ファーストステージを観てみました。
音楽好きなのでとても楽しかったです。
動物がたくさん出てきて、観ているうちにノア箱舟を思い出しました。
ノアの箱舟については勉強不足で詳しくは知らないけど、小さな船にたくさんの動物が乗っているイメージが凄くあるので。
主人公のバスター・ムーン(コアラ)が集めたキャラクターたちが抱えている背景や、バスター・ムーン本人のお父さんとのエピソードがそれぞれよかったです。
お父さんが一生懸命洗車の仕事をして、バスター・ムーンの夢のためにお金をためてくれたこと。
洗車って人間でいうとブラシや布などで洗車することを思い浮かべますが、映画の中では驚きの洗車方法が披露されており、お父さんの苦労を思うとなんだか少し泣けてしまいました。
そんなバスター・ムーンを近くで支える宮野真守さん演じるお金持ちのボンボン、エディ(ヒツジ)がいつでもいいヤツすぎて癒され、この二人はいつからのどんな友達なのかすごく気になりました。
この映画は声の出演者も豪華で、そうそうたるメンバーが担当されていたのですが、あまり前もって誰がどの声を担当しているか知らずに見たらバスター・ムーンが内村光良さん声だと最後の最後まで分かりませんでした。
個人的には、トレンディーエンジェルの斎藤さんが演じていたグンター(ブタ)の背景に全く触れられていなかったので知りたかったです。
底抜けに明るくてうざいキャラが、はじめ「うっざー」って思っていたのに途中からどんどんなんだか憎めなくなってきていい感じでした。
ネクストステージにもこのキャラクターは出てくるみたいなのでラブラブの奥さんか恋人と楽しく暮らしている様子とかそういうのを期待しています。
なんだかとても心惹かれたキャラクターがジョニー(ゴリラ)のお父さんなのですが、これは実写だったとしたら別に心惹かれなかっただろうなと思います、ゴリラであり、アニメーションであるからこそのカッコよさなんだろうなと思いました。
ミーナ(ゾウ)の声を担当しているのはMISIAさんで、やっぱり最後の歌声は圧巻で、歌い上げた後は映画だけど思わず拍手してしまいました。
もしもこの映画を日本版の実写でやるとなったら、ぜひナナ・ヌードルマン(ヒツジのエディの富豪のおばあちゃん)は草笛光子さんに演じていただきたい。
声を演じていらした大地真央さんも素敵だと思うけど私のイメージは草笛光子さんでした。
多分、大好きだったドラマ「その女、ジルバ」のくじらママの役が素敵すぎて、そのイメージがあるのだと思います。
SING、ネクストステージがとても楽しみです。
ネクストステージの感想はこちら↓